『ドグマ』『ダウン・イン・ザ・バレー』

2006年07月03日

『生きてこそ』


1972年、ウルグアイのラグビーチームのメンバーやその家族・友人を乗せた飛行機が、アンデス山脈に墜落。彼らはまだ雪に覆われた極寒のアンデス山脈で、チョコレートやワインなどのわずかな食料を頼りに救助を待つが、捜索も打ち切られ食料も尽きた時、ある決断を迫られる。

乗員・乗客45名の内16名が72日後に救出された、“アンデスの奇跡”と呼ばれた実話をもとにした作品。主演はイーサン・ホーク。その他の出演は、ヴィンセント・スパーノジョシュ・ハミルトンダニー・ヌッチジョシュ・ルーカスら。


重いテーマと怖いシーンの連続。冒頭の墜落シーンがリアルで怖いし、彼らに襲いかかる自然の力や人間関係も怖い。あまりに過酷な現実を受け止められず、かなり重い気持ちになった記憶があります。しかし普段はおとなしい性格のナンド(イーサン・ホーク)が、ずば抜けた勇気と強い意志をもってあれだけのことをやってのけたのが感動的。まさかこれが実話だとは到底信じられません。

当時の若手俳優が共演した映画でもありますが、イーサン・ホークはこの作品でそれまでの繊細なイメージから大人っぽい雰囲気になった気がしました。そしてこの作品は、ジョシュ・ルーカスの映画デビュー作でもあります。イーサン・ホーク演じるナンドの親友フィリペの役で登場。二人の共演シーンは、私にとっては貴重です。

最後に2機のヘリが山肌に沿って飛んでくるシーンは、何度観ても鳥肌が立ちます。

(原題 『Alive』 1993年)



rogue at 22:56│映画 【あ】・【か】 
『ドグマ』『ダウン・イン・ザ・バレー』

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