2008年07月11日
『バタリアン』
医薬品倉庫で働くフランク(ジェームズ・カレン)とフレディ(トム・マシューズ)は、地下室に保管されていた“絶対に開けてはならないタンク”をつぶしてしまう。すると謎のガスが大量に噴出し、解剖用に置いてあった死体がゾンビとなって蘇る。連絡を受け駆けつけた社長のバート(クルー・ギャラガー)は証拠を隠滅しようと提案し、25年来のつきあいになる葬儀屋のアーニー(ドン・カルファ)に頼み込んで火葬場でゾンビを焼却してもらうのだが・・・。
子供の頃に何回も観たけど、はじめはあれ?こんな話だったけ?という感じ。でも倉庫で首なし死体が歩き回るシーンを観て、これだ!と確信しました。その後はそうそう、これこれ!の連続。懐かしすぎます。
大勢のゾンビに襲われるシーンとか、ゾンビが無線で次々と救急車やパトカーを呼ぶところとか、子どもの頃は異常に怖かった記憶があります。でもいま観るとめちゃ面白い!間違いなく80年代の傑作です。
まずあのタイミングであのオープニング曲が入るのが超カッコいい!また今だからキャラクターを楽しむ余裕もあるし、いろいろツッコミたくなる感じも心地いい。墓地で遊ぶパンク野郎のなかにひとりだけお坊ちゃま風の男の子が入ってるのもナイスだし、主人公のおじさんふたりが“アーニー”と“バート”ですよ。セサミストリートやん。それに最初にガスを吸ったフランクとフレディ、このふたりの迫真の?演技も必見です。
━以下、結末に触れていますのでご注意下さい。
結局この1作目が“爆破オチ”だったわけですが、少し記憶違いをしていたようです。タンクに書いてある緊急連絡先に電話したのは、屋根裏に逃げ込んだアーニーたちじゃなくて、倉庫に戻ったバートだったんですね。よく考えると屋根裏にあのタンクがあるわけない。子どもの頃の記憶ってけっこういい加減なんですね(笑)そして自分がゾンビ化していくことを嘆くフランクが自ら焼却炉に入るシーンは泣けます。
(原題 『The Return of the Living Dead』 1985年)
大勢のゾンビに襲われるシーンとか、ゾンビが無線で次々と救急車やパトカーを呼ぶところとか、子どもの頃は異常に怖かった記憶があります。でもいま観るとめちゃ面白い!間違いなく80年代の傑作です。
まずあのタイミングであのオープニング曲が入るのが超カッコいい!また今だからキャラクターを楽しむ余裕もあるし、いろいろツッコミたくなる感じも心地いい。墓地で遊ぶパンク野郎のなかにひとりだけお坊ちゃま風の男の子が入ってるのもナイスだし、主人公のおじさんふたりが“アーニー”と“バート”ですよ。セサミストリートやん。それに最初にガスを吸ったフランクとフレディ、このふたりの迫真の?演技も必見です。
━以下、結末に触れていますのでご注意下さい。
結局この1作目が“爆破オチ”だったわけですが、少し記憶違いをしていたようです。タンクに書いてある緊急連絡先に電話したのは、屋根裏に逃げ込んだアーニーたちじゃなくて、倉庫に戻ったバートだったんですね。よく考えると屋根裏にあのタンクがあるわけない。子どもの頃の記憶ってけっこういい加減なんですね(笑)そして自分がゾンビ化していくことを嘆くフランクが自ら焼却炉に入るシーンは泣けます。
(原題 『The Return of the Living Dead』 1985年)
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