『G.I.ジョー』『ラブ・ダイアリーズ』

2009年09月02日

『ぼくたちの奉仕活動』


ホイーラー(ショーン・ウィリアム・スコット)とダニー(ポール・ラッド)は、栄養ドリンクの営業で毎日学校をまわっていた。そんな毎日に嫌気がさしたダニーは、恋人べス(エリザベス・バンクス)にもフラれ、自棄になり問題を起こしてしまう。

ダニーと彼に巻き込まれたホイーラーは、刑務所へ行くかわりに150日間の社会奉仕活動として問題を抱えた子どもたちの相手をすることに。最初は子どもたちとうまくコミュニケーションがとれない二人だが、次第に相手を理解し彼ら自身も成長していく。


ダニーが担当するのはファンタジーの世界にハマるオージー(クリストファー・ミンツ=プラッセ)。“冷めた男”ダニーが空想にふけるオージーと出会ったことで変わっていく過程が面白くもあり、微笑ましいです。両極端な二人の間に芽生える友情もGood!ポール・ラッドはこういう冷めた感じが似合いますよね。

ところでクリストファー・ミンツ=プラッセ『スーパーバッド 童貞ウォーズ』の彼です。今回もいい味だしてました!週末のたびにファンタジー仲間が集まる公園へ行き、コスプレして、剣の練習して、仲間と訳の分からない会話をするのが面白くって。オージー含め、このコスプレ軍団のなりきりぶりは必見!

いっぽうホイーラーが担当するのは、大人が一日しかもたない“超”問題児のロニー。でもホイーラーは能天気だから合ってるんですよね、この二人。基本的に女の子の話しかしてないこのコンビ、なかなか面白かったです。

クライマックスは公園でのバトル・ロワイアル。王を殺した者が新しい王になれるというわけです。オージーも王になるべく剣の練習をしてきたわけですが、あんなに冷めてたダニーが本気でプレーしてるところはちょっと感動?そしてダニーたちは、私の大好きなロックグループのメイクと衣装で登場します。これは嬉しかった!

(原題 『Role Models』 2008年)



シネマな生活 at 20:45│映画 【な】・【は】 
『G.I.ジョー』『ラブ・ダイアリーズ』

© 2006 シネマな生活