シネマな生活

またクリーチャーがどれも素晴らしいし、なんといっても夜のパンドラが美しすぎる！その幻想的な世界に酔いしれました。また族長の娘ネイティリを演じた、我らがスター・トレック・ファミリーのゾーイ・サルダナ。『スター・トレック』ではあまり活躍の場がなかったですが、今回は本当に素晴らしかった！熱演でしたね。

亡くなった兄に代わってアバターとなったジェイク（サム・ワーシントン）。ナヴィ族の一員となって彼らを説得する役目を担うわけですが、役目とは別に段々とイキイキしていく様子がGood。しかし自分の体に戻ると脚が不自由という現実。夢と現実が逆転したようなという表現がありましたが、私も段々とアバターの方がジェイクの本当の世界のように思えてきたり。

そして地球人とナヴィ族との全面戦争。中途半端な感じが一切なく、かなり見ごたえありました。なんか地球人の軍隊に腹が立って仕方がなかったです。やっぱりあのような侵略は許せません。パンドラの鉱物に固執する地球人。しかしパンドラの本当の価値はそこではなかったという点において、人間の小ささを感じずにはいられませんでした。

当初グレース（シガーニー・ウィーヴァー）が悪役なのかと思いましたがまったく違って、大佐（スティーヴン・ラング）の徹底した悪役ぶりが最高でした。ジョヴァンニ・リビシが演じるパーカーは会社の人間で、ジョヴァンニはその微妙な立場を好演してました。期待して良かった♪彼の最後の表情がとても印象的でした。

勇敢な女性パイロット、ミシェル・ロドリゲスも忘れてはなりません。彼女も期待通りの活躍で、めちゃカッコよかった！しかし私が最もツボだったのはノーム（ジョエル・デヴィッド・ムーア）。ジェイクと対立するのかと思いきや、協力的でめちゃくちゃいいヤツだった！