2010年03月05日
『インクハート/魔法の声』
本の修理屋であるモー(ブレンダン・フレイザー)は、本を朗読することにより登場人物に命を吹き込むことができる“魔法舌”の持ち主でもあった。
彼は9年間、「インクハート」という本を探し続け、ついにその本を探し当てる。そのとき、モーの前に「インクハート」の登場人物である“ほこり指”(ポール・ベタニー)が現れ、彼に自分を元の世界へ戻してほしいと頼まれるのだが・・・。
彼は9年間、「インクハート」という本を探し続け、ついにその本を探し当てる。そのとき、モーの前に「インクハート」の登場人物である“ほこり指”(ポール・ベタニー)が現れ、彼に自分を元の世界へ戻してほしいと頼まれるのだが・・・。
あまりに都合よすぎな部分もありますが、設定が楽しかったり見どころもたくさんあったりで、なかなか面白かったです。他にもアンディ・サーキス、ジム・ブロードベント、ヘレン・ミレンら豪華な顔ぶれなのに、これがなぜ劇場未公開???不思議です。
モーが「インクハート」を朗読したことによってこの世界に飛び出してきた、曲芸師の“ほこり指”と悪党“カプリコーン”(アンディ・サーキス)。しかし本の登場人物が飛び出してくるだけではなく、この世界のものが代わりに本のなかに入ってしまうというわけです。彼らの代わりに本のなかに入ってしまったのがモーの妻レサ(シエンナ・ギロリー)。妻を助けたいモーと本のなかに戻りたい“ほこり指”が協力し合う形で物語は進みます。
主人公モーよりも、とにかくポール・ベタニーの“ほこり指”が良かった!少し気が小さかったり、ずるいところもありますが、魅力的でした。気づけば彼の目線で鑑賞してました。「インクハート」の作者に会って自分の結末を知ってしまうも、元の世界へ帰りたいと願う“ほこり指”。果たして彼は元の世界に帰れるのか?ここがいちばんの見どころです。
“ほこり指”のせつなさや苦悩を見事に表現しているポール・ベタニー。さすがです。圧倒的存在感で、ほんとカッコ良かった!
そしてもうひとり、「アリババと四十人の盗賊」から飛び出した“ファリッド”(ラフィ・ガヴロン)も魅力的。これがまたかわいい青年なんですよ。モーと“ほこり指”の足手まといになるかと思いきや、彼、意外と役に立つんです。“ほこり指”との間に兄弟のような絆ができるのもいいですね☆ そしてなにより、彼が“ほこり指”のためにとった行動がGood!
(原題 『Inkheart』 2008年)
モーが「インクハート」を朗読したことによってこの世界に飛び出してきた、曲芸師の“ほこり指”と悪党“カプリコーン”(アンディ・サーキス)。しかし本の登場人物が飛び出してくるだけではなく、この世界のものが代わりに本のなかに入ってしまうというわけです。彼らの代わりに本のなかに入ってしまったのがモーの妻レサ(シエンナ・ギロリー)。妻を助けたいモーと本のなかに戻りたい“ほこり指”が協力し合う形で物語は進みます。
主人公モーよりも、とにかくポール・ベタニーの“ほこり指”が良かった!少し気が小さかったり、ずるいところもありますが、魅力的でした。気づけば彼の目線で鑑賞してました。「インクハート」の作者に会って自分の結末を知ってしまうも、元の世界へ帰りたいと願う“ほこり指”。果たして彼は元の世界に帰れるのか?ここがいちばんの見どころです。
“ほこり指”のせつなさや苦悩を見事に表現しているポール・ベタニー。さすがです。圧倒的存在感で、ほんとカッコ良かった!
そしてもうひとり、「アリババと四十人の盗賊」から飛び出した“ファリッド”(ラフィ・ガヴロン)も魅力的。これがまたかわいい青年なんですよ。モーと“ほこり指”の足手まといになるかと思いきや、彼、意外と役に立つんです。“ほこり指”との間に兄弟のような絆ができるのもいいですね☆ そしてなにより、彼が“ほこり指”のためにとった行動がGood!
(原題 『Inkheart』 2008年)
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