『フェイク シティ ある男のルール』『G.I.フォース』

2010年04月04日

『モンスターVSエイリアン』


monstersvsaliens_1.jpg結婚式当日、スーザン(リース・ウィザースプーン)は隕石に衝突し、身体が巨大化してしまう。すぐさま軍によって捕らえられたスーザンは秘密基地に収容され、おかしなモンスターたちと暮らすことになってしまう。そのころ、エイリアンが地球に向かっていた!

地球を守るために、モンスターがエイリアンと戦うという至って単純なお話。ギャグ&小ネタ満載で、楽しめました♪これも劇場では日本語吹き替え版の上映しかなかったんですよね。オリジナルは豪華な?俳優陣なのに~。




さまざまな映画の名場面を取り入れている本作。なかでもツボだったのはやはり『ファースト・コンタクト』のパロディ。ヴァルカンポーズ面白すぎです♪あとエイリアンのシーンね。もうほぼ『スター・ウォーズ』です。クローン兵だのフォースだの、おまけにデス・スターらしきものもあったりで、 『スター・ウォーズ』ファンとしてはワクワク♪スーザンとエイリアンのリーダー、ギャラクサー(レイン・ウィルソン)の対決シーンでは古典的ギャグもあって、大笑いしました。

そんな見どころ満載な?作品ですが、私はやはり俳優さんの吹き替えが目当て。ポール・ラッドがけっこうイヤな役で若干テンションが下がったものの、基本的にみんなキャラクターのイメージにぴったりで面白かったです。でも、セス・ローゲンだけは正直微妙でしたね。あんまり上手じゃなかったけど、そこは持ち前の面白さでカバー?


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キャラクターとしては、大ボケ大統領もめちゃ楽しかったですが、やはりスーザンのモンスター仲間、ボブ(セス・ローゲン)、ミッシング・リンク(ウィル・アーネット)、コックローチ博士(ヒュー・ローリー)の3人が印象的でした。予告編でもあったボブがゼリーを口説くところはやっぱり笑ったし、半漁猿のウィル・アーネットはいろんな声を使い分けててうまいなと思いました。端正なお顔立ちのウィルがぶっさいくなキャラをやってるってことも面白かったなぁ。

ヒュー・ローリーはそのインテリっぽい喋り方がコックローチ博士のキャラにピッタリで。今後、ヒューはもうゴキブリ博士にしか見えないかもしれない(笑)。あ~、『フェイク シティ ある男のルール』での渋いヒューがウソのようだ~。しかし今回最もすごいなと思ったのは、モンスターの看守、モンガー将軍を演じたキーファー・サザーランド。素晴らしかった!これからこの映画をご覧になる方は、ぜひオリジナル音声でご覧くださいませ。

(原題 『Monsters vs Aliens』 2009年)




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『フェイク シティ ある男のルール』『G.I.フォース』

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