2011年09月21日
『ソルジャー』
━ソルジャーには、ソルジャーを。
懐かしシリーズ、第3弾。
生まれながらにして戦士として育てられたソルジャー。彼らは長い間、惑星間の戦争で活躍していた。しかし遺伝子操作により新型ソルジャーが誕生。新型ソルジャーとのバトルに敗れたトッド(カート・ラッセル)は、廃棄物投棄惑星に放棄されてしまう!
ポール・アンダーソン監督作品。出演はカート・ラッセルほか、ジェイソン・スコット・リー、ジェイソン・アイザックス、コニー・ニールセン、ショーン・パートウィー、ゲイリー・ビューシイら。
これはカート・ラッセル主演作のなかでも3本の指に入るくらい好きな映画です。重厚な内容ってわけでもないのですが、ムキムキ男のガチンコバトルとか、作品の雰囲気が80年代っぽいところが好きですね。
廃棄物投棄惑星:アルカディア234に放棄されたトッドはそこに住む人たちの世話になりますが、感情は持たず、ただ命令に従うだけのソルジャーであるため、普通の人々と触れ合うことでさまざまな感情が沸き起こり混乱します。またアルカディアの人々も彼をどう扱えばよいのかと、少々困惑気味。そんなときある問題が起こり・・・。
人間としての感情を徐々に取り戻したトッドは、アルカディアの人々を守るために立ち上がります。ラストはトッドとケイン(ジェイソン・スコット・リー)のガチンコバトル。トッドと新型ソルジャー、ケインの決定的な違いとは?
カート・ラッセルは極端にセリフが少ないですが、表情とかやっぱうまいなと思います。こういった、ただのムキムキおやじじゃないところが好きなんですよね。そしてラッセル演じるトッドの面倒をみる夫婦を、ショーン・パートウィーとコニー・ニールセンが演じています。ショーン・パートウィーはこの頃から“途中退場要員”(爆)それと悪役としてよくお目にかかっていたゲイリー・ビューシイが、この映画では珍しく悪役でなかったないのもいいですね。
(原題 『Soldier』 1998年)
シネマな生活 at 21:37│映画 【さ】・【た】