2012年02月07日
『マージン・コール』
2008年、ウォール街の投資会社で大規模なリストラが始まる。そんなときアナリストのピーター(ザカリー・クイント)は、リストラされた上司のエリック(スタンリー・トゥッチ)から「用心しろ」という言葉とともにUSBメモリを受け取る。そしてエリックの残したデータを解析したピーターは、会社が危機的状況にあることを知る。
第84回アカデミー賞脚本賞にノミネートされた作品。その他の出演は、ケヴィン・スペイシー、ポール・ベタニー、ジェレミー・アイアンズ、サイモン・ベイカー、ペン・バッジリー、デミ・ムーアら。
このブログでも何度も取り上げていた、海外ドラマファンも必見の映画です♪アカデミー賞にもノミネートされてテンションUP!ですが、劇場で観たかったというよりは、まあDVDで十分かなという感じ?え~(笑)
冒頭でいきなり大量解雇ですからね、ほんとにイヤな気分になりましたが、終始漂う静かな緊張感がなんとも心地よいドラマでした。ある一日を描いた物語ですが、サスペンスフルというよりはじわじわくる感じですかね。また豪華スターの“競演”も見ごたえあり。お目当ての俳優さんがいる方もそうでない方も、この点に関しては非常に満足のいく作品ではないでしょうか。
金がすべてのトゥルド(ジェレミー・アイアンズ)や冷酷なコーエン(サイモン・ベイカー)と違い、人間味あふれるサム(ケヴィン・スペイシー)がとても素敵でしたね。キャラクターとしては彼にいちばん共感できたような。またポール・ベタニー演じるウィルの、良くも悪くも“業界の人間だな”という雰囲気もGood。最近ポール・ベタニーのことすごく気に入ってるんですけど、本作の彼の演技にも非常に満足しております。それと、スーツ姿は間違いなくベタニー氏がいちばんカッコよかった!
若手のペン・バッジリーも存在感ありましたし、ザックも重要な役どころで印象的でした。個人的にはザックは今まで見たなかでいちばんよかったかも。映画俳優組のケヴィン・スペイシー、ポール・ベタニー、ジェレミー・アイアンズ、デミ・ムーア、スタンリー・トゥッチと、海外ドラマ組のザカリー・クイント、ペン・バッジリー。サイモン・ベイカーがその間でいい役割を果たしてますよね。パトリック・ジェーン(『メンタリスト』)のイメージが定着しつつあるサイモンですが、今回のような“冷たい男”なサイモンも魅力的でした☆
(原題 『Margin Call』 2011年)
若手のペン・バッジリーも存在感ありましたし、ザックも重要な役どころで印象的でした。個人的にはザックは今まで見たなかでいちばんよかったかも。映画俳優組のケヴィン・スペイシー、ポール・ベタニー、ジェレミー・アイアンズ、デミ・ムーア、スタンリー・トゥッチと、海外ドラマ組のザカリー・クイント、ペン・バッジリー。サイモン・ベイカーがその間でいい役割を果たしてますよね。パトリック・ジェーン(『メンタリスト』)のイメージが定着しつつあるサイモンですが、今回のような“冷たい男”なサイモンも魅力的でした☆
(原題 『Margin Call』 2011年)
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