『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF: コミュニティ/生還/サークル』『CHUCK/チャック』 シーズン3 第14話~第19話 感想

2012年04月24日

『There Be Dragons』


tbd_1.jpgオプス・デイの創設者、ホセマリア・エスクリバー(チャーリー・コックス)の本を書くことになったジャーナリストのロベルト(ダグレイ・スコット)は、調べを進めるうちに自分の父(ウェス・ベントリー)がホセマリアと幼なじみであったことを知る。そしてロベルトは父のもとへと向かうのだが・・・。

その他の出演はオルガ・キュリレンコロドリゴ・サントロジェラルディン・チャップリンら。監督はローランド・ジョフィ

正直難しいんじゃないかなと観る前は思っていましたが、愛・友情・戦争・憎しみ・裏切りなどさまざまなテーマが盛り込まれていて面白かったし、どういった視点で観るかは観客に委ねられている気がして、そういった意味でも非常に観やすかったと思います。もちろん人間ドラマとしても見ごたえありです。




今作では1930年代後半のスペイン内戦を背景に、神学校で共に学びながらも別の道を歩むことになった親友二人の人生が描かれています。弾圧を受けながらも信仰を貫く聖職者のホセマリア(チャーリー・コックス)と、戦争にのめりこんでいくマノロ(ウェス・ベントリー)。ホセマリアは各地を転々としつつも屈することなく自分を貫き通します。そして彼が向かった先とは。一方、戦争にのめり込むマノロにはあるひとりの女性との出会いが。しかし彼女の存在がマノロを苦しめます。

物語の語り手がマノロ(あるいは彼の息子ロベルト)だったこともあってマノロに感情移入しましたけど、どちらのエピソードも見ごたえがありましたね。形は違えど戦争を生き抜く二人の姿には感動しました。


tbd_2.jpgtbd_3.jpg


最後の病室のシーンも感動的。危篤状態となったマノロ。これまで決して戦争のことを語らなかった彼が息子ロベルトに伝えたかったこととは。そしてあのロザリオの存在。マノロの父が亡くなったあとホセマリアが彼を訪ねてくるシーンがあるのですが、そのシーンがとても印象的だっただけに、最後のロザリオとマノロの言った言葉にさらに涙せずにはいられませんでした。

年を取った演技は難しいと言われてますが、ウェスはうまいです。うますぎます。もちろん見た目には老けメイクを施しておりますが、内面的な表現が素晴らしい!全体を通して見ても、今回のウェスの演技はこれまで見たなかで3本の指に入るぐらい素晴らしかったと思います。そしてチャーリー・コックス。彼が演じるホセマリアもマノロ同様険しい道のりを行くことになるのですが、だからこそ彼が時折見せる笑顔には癒されました。チャーリーはほんと笑顔が素敵でかわいいですね☆

英語字幕が入っているので助かったとはいえ、まだちゃんと理解できていないところもありそうな気が(笑)今回の感想はあくまで第一印象ですのであしからず。

(原題 『There Be Dragons』 2011年)


◆11月3日 追記◆ この作品は『フロントミッション 革命の反逆者たち』という邦題で2013年2月6日に発売が決定しました!




rogue at 23:36│映画 【さ】・【た】 
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF: コミュニティ/生還/サークル』『CHUCK/チャック』 シーズン3 第14話~第19話 感想

© 2006 シネマな生活