『ジョン・カーター』『イン・ザ・ダークネス』

2012年05月24日

『CAMELOT ~禁断の王城~』


camelot_1.jpgIMAGICA BSにて3月に放送が始まった『CAMELOT ~禁断の王城~』(アーサー王伝説を描いたドラマ)。先日全10話の放送が終了しました。

父であるウーサー王を殺害し、ブリテンの女王となるはずだったモーガン(エヴァ・グリーン)。しかしウーサーの隠し子であるアーサー(ジェイミー・キャンベル・バウアー)が王の座に就くことになり・・・。単純にいえばアーサーを王の座から引きずりおろすために、モーガンがあれこれ画策するといった内容。魔術師マーリン役にジョセフ・ファインズ、その他の出演はクレア・フォーラニフィリップ・ウィンチェスターら。

いくら俳優さん目当てと言っても、このドラマ、正直辛かったな(^_^; スリルが足りなくて全体にダラダラとした展開なんですよね。どうしようもなくつまんないドラマだなと思ったときもありましたが、終盤はすごく面白かったし、最終回なんて涙・涙ですよ。やっぱ好きです、このドラマ。




モーガンはあらゆる手を使ってじわじわとまわりからアーサー攻めていくわけですが、その過程はなかなか面白かったです。モーガン、地道に頑張ってるよな~なんて思いながら観ておりました(笑)果たしてモーガンは女王の座に就くことができるのか?ところであの尼僧は結局なんだったんでしょうか?態度がデカくて、ただただうっとおしかった(>_<)

ジェイミー・キャンベル・バウアー演じるアーサー王は最初はほんとに魅力がなかったです。もうどうでもよかったですもん。でも最終回で彼のこと見直した!峠での戦いのシーンはほんとカッコよかったし、それまでのことを考えると立派になったなと実感。どうでもいいとか言ってごめん!


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このドラマで最も魅力的だったのはやはり円卓の騎士でしょう。ケイ(ピーター・ムーニー)、レオンテス(フィリップ・ウィンチェスター)、ガウェイン(クライヴ・スタンデン)の3人はそれぞれにみなカッコよかったです。フィリップ・ウィンチェスター目当てだったので最初はレオンテスに夢中でしたが、ガウェイン登場後は彼に夢中。超COOL!男のなかの男!ですね、彼は。内面的な強さに惹かれました☆

そしてお目当てのジョセフ・ファインズ。本領発揮してましたね。『フラッシュフォワード』より全然よかったです。細かな演技がうまいし、相変わらず色っぽい。最終回で目から血を流すシーンが印象的。女性陣で最も魅力的だったのはアーサーの母、イグレーヌ妃(クレア・フォーラニ)。外見だけでなく、内面もほんとに美しい方でした。最終回で彼女の口から語られた衝撃の真実。これには驚かされました(泣)

あとショーン・パートウィージェームズ・ピュアフォイヴィンセント・リーガンリーアム・カニンガムスティーヴン・マッキントッシュなど、渋メンが多数ゲスト出演しているのもよかったです。ジェームズ・ピュアフォイに関しては同時期に『ROME [ローマ] 』も放送されていてややこしかったですが(笑)、それもひとつの楽しみでした♪そしてこの二作品と違って『ジョン・カーター』ではとてもいいキャラだったのもよかったです♪




シネマな生活 at 09:40│海外ドラマ(TV) 
『ジョン・カーター』『イン・ザ・ダークネス』

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