『ディラン・ドッグ デッド・オブ・ナイト』2012年を振り返る 【俳優編】

2012年12月26日

『THE RIVER 呪いの川』


theriver_1.jpg テレビ番組「コール博士の未知の世界」でも知られる人気冒険家のエメット・コール博士(ブルース・グリーンウッド)がアマゾンで消息を絶つ。妻テス(レスリー・ホープ)や息子のリンカーン(ジョー・アンダーソン)は、手がかりをもとにアマゾンでエメットの捜索を開始。一方、かつて博士の番組プロデューサーだったクラーク(ポール・ブラックソーン)やクラークのカメラマンも彼らに同行し、博士の捜索の様子をカメラに収めることになるのだが・・・。

スティーヴン・スピルバーグ『パラノーマル・アクティビティ』シリーズのオーレン・ペリによるモキュメンタリードラマ、『THE RIVER 呪いの川』(全8話)の日本初放送が終了しました。

ドキュメンタリー方式のこのドラマ。最初はめちゃくちゃ怖くて面白いなと思ってたんだけど、さすがに中盤以降はちょっと飽き気味でしたね。正直なところ、ドラマより映画のほうが面白かったんじゃないかなと思います。もしくは2時間×2話ぐらいのミニシリーズでもよかったかもしれませんね。




とはいえ、こわ面白いところが魅力だし、映像の面白さも見どころのひとつ。特に私は船の監視カメラの映像がお気に入りでした。あと捜索隊メンバーがみなそれぞれ何かしら秘密を抱えていたり、お互いのギスギスした関係もなかなか面白かったです。ホラーな部分に関してですが、序盤の人形のくだりはマジ怖かった!人形が・・・カメラ目線(泣)首吊りカメラマンの件もなかなかイヤな気持ちにさせられたし、幽霊船も出てきてびっくり。でもこの幽霊船エピソードあたりからリアリティがなくなった気がする(笑)


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上記のこと以外にも、捜索隊のメンバーは次から次へと災難に見舞われます。彼らはそれを乗り越え、博士を見つけ出すことができるのか。またアマゾンへ“謎の魔力”を探しに行った博士が本当に見つけなければならなかったこととは?最終回は衝撃的。残念ながらこのドラマはシーズン1で打ち切りとなったようですが、あのラストシーンを観ると続きが気になりますね。

それと、私はキャスト目当てでこのドラマを観てました。ブルース・グリーンウッドジョー・アンダーソントーマス・クレッチマンら男性陣は好きな俳優さんばかり。ジョー・アンダーソンは3話目ぐらいから髪が短くなってより一層カッコよくなったし、最終回の演技は特に素晴らしかったです。トーマス・クレッチマン(捜索隊の警備主任役)もミステリアスな感じがカッコよく、後半は見せ場もたくさんあって満足。でも今回いちばん夢中になったのはクラーク役のポール・ブラックソーン。とにかく渋かったし、何よりあの胸毛が素敵(笑)




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『ディラン・ドッグ デッド・オブ・ナイト』2012年を振り返る 【俳優編】

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