2012年を振り返る 【海外ドラマ編】『17歳キャロラインの三角関係』

2013年01月13日

『ゴートゥーヘル』


gotohell.jpg素手で心臓をえぐり出す男と恐れられる殺し屋のマローン(トーマス・ジェーン)は、あるバッグを手に入れるため向かった先で激しい銃撃戦に巻き込まれる。なんとか切り抜けバッグを手に入れたマーロンだったが、バッグを横取りされたギャングのボス、ウィットモア(グレゴリー・ハリソン)の怒りを買い、彼の殺し屋に追われることになる。

殺し屋とギャングの攻防を描いたトーマス・ジェーン主演のサスペンス。その他の出演はヴィング・レイムスダグ・ハッチソンエルサ・パタキら。

演出や音楽、俳優陣も渋く、すごくカッコいい映画だなという印象です。哀愁漂う雰囲気がGood。冒頭の銃撃戦は見ごたえがありますし、ストーリーにさまざまな謎が隠されているのもいい。基本的には男臭いけど、クスクス笑えるところがあるのもいいですね。アメコミ映画っぽい雰囲気があるところも気に入りました。




主人公マローンは愛する妻子を殺され、殺し屋になった男。そのしぶとさからギャングも手を焼く始末。そこでボスのウィットモアはマローンに殺し屋を差し向けるわけですが、そこで出てくる殺し屋がいい感じにウザくて面白いんです。特にダグ・ハッチソン演じる“マッチスティック”の気持ち悪さは必見。

マローンはほんとにカッコよかったな。人間臭く、哀愁が漂っていてとても素敵だったし、トーマス・ジェーンがとにかくうまい!実力派俳優の本領発揮ですよ。しかも超ハマリ役。私はトーマス・ジェーンが大好きなんですけど、今回もカッコいいトムが見れて大満足です♪そしてウィットモアの下で働く殺し屋ボルダーもまた、さまざまな思いを持っています。そんなボルダーをヴィング・レイムスが哀愁たっぷりに演じているのも印象的でした。

今回の出来事の黒幕がウィットモアであることを知ったマローンは、ついに彼のもとへ。直接対決を迎えたその瞬間、意外な真実に驚かされること間違いなし!

(原題 『Give'em Hell Malone』 2009年)




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