『ヒマラヤ 運命の山』BLUE ニューアルバム “Roulette”

2013年03月02日

『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF: 交霊/メモリー/声/ドッペルゲンガー』


fearitself_1.jpgお久しぶりです。な、このTVホラーシリーズ。およそ一年ぶりの更新となりました。今回観た4エピソードはどれもホラーというよりミステリーという感じで、前回とはまた少し違った面白さがありました。

①「交霊」

女子高生のシェルビー(アナ・ケンドリック)は親友と霊遊びをするなかで、自殺した同級生の霊との交信に成功する。彼女が何者かに殺害されたことを知った二人は犯人を突き止め、復讐したいと考えるのだが・・。

やがてシェルビーの身の回りで不可解なことが起こり始めるのですが、果たして亡くなった同級生は彼女に何を伝えようとしているのか。そして彼女を殺した犯人の正体とは。これ、意外な人物が犯人でびっくりしました。謎解きという面でもなかなかよく出来たお話なのですが、最後の最後だけ演出が安っぽいような(笑)

(原題 『Fear Itself: The Spirit Box』 2009年)




②「メモリー」

新しい家に引っ越してきた大学生のスティーブン(アーロン・スタンフォード)は、その家で生活するうちに徐々に幻覚を見るようになる。そして彼は自分が前世で殺人犯だったことを知ってしまい・・・。

前世の記憶に悩まされ、優しいスティーブンの人格が徐々に変わっていく様子はなかなか面白かったです。アーロン・スタンフォードの演技は見ごたえがありました。あの家も恋人も、すべて前世からのつながりだったわけですが、果たしてスティーブンは彼女の殺害を思いとどまることが出来るのか・・・。これも予想外の結末に驚かされました。

(原題 『Fear Itself: Echoes』 2009年)


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③「声」

警察を解雇されて以来、私立探偵として働いているハリー(エリック・ロバーツ)はある浮気調査を依頼される。空き家で張り込み調査を行うハリーは、そこでさまざまな声を耳にするようになり・・・。

刑事時代、容疑者に数々の暴行をはたらいていたハリー。そしてついに彼は容疑者を死なせてしまいます。このことからしても私立探偵となった彼を訪ねてきた女性の正体は想像がつくのですが、面白いのはここから。徐々に明かされるハリーの過去と皮肉な結末。彼が容疑者を脅す際にも銃だけは決して使わなかった、その理由とは。

(原題 『Fear Itself: Spooked』 2008年)

④「ドッペルゲンガー」

ある男のすすめで骨董品店を訪れたチャンス(イーサン・エンブリー)は騙されていたことを知り、店主を殺害してしまう。そこでもうひとりの自分が現れ・・・。

このエピソードはほんとにつまらなかった。何も言うことないです。ごめん!(笑)

(原題 『Fear Itself: Chance』 2009年)



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『ヒマラヤ 運命の山』BLUE ニューアルバム “Roulette”

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