『マジックシティ 黒い楽園』 シーズン1(全8話) 感想KISS MONSTER TOUR 2013

2013年09月21日

『キャッスル』 シーズン4 第19話~第23話(最終話) 感想


castle_57.jpg『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』 シーズン4(全23話)の放送が終了しました。改めて振り返るとやっぱりこのシーズン4がこれまででいちばん良い出来だったと思います。以前も書きましたが、ダレるところがまったくなかったですよね。それにキャッスル(ネイサン・フィリオン)が事件で妄想を膨らませることが多かった(キャッスルの好きそうな事件が多かった)のも嬉しい。これぞ 『キャッスル』ですよ。特に中盤から終盤にかけてが非常に面白く、いつも以上にあっという間でした。

そして今シーズンよりベケット(スタナ・カティック)たちのボスとなったゲイツ警部(ペニー・ジョンソン)。元は内務調査官でしたっけ?頭が固い人という印象ですが、悪い人ではないと思うしなんだかんだでキャッスルのこと認めてる部分もあるのかな~といった感じで、けっこう好きです。また、マイケル・ドーンの出演(ベケットのカウンセラー役)も 『新スター・トレック』ファンとしては嬉しい限りでした♪




さてエピソード別の簡単な感想を。まず第19話 「47秒」。デモを狙った爆破事件が起こる。“明日”がある保障がないと悟ったキャッスルはベケットに思いを伝えようとするが・・・。ショッキングな事件でしたが、犯人を特定するまでの捜査の過程が非常に興味深かったです。ホームレスが言った“ベートーベン”。これがずっと気になっていたのですが、やはりここに事件を謎を解く鍵がありました。

そして!キャッスルとベケットは「あぁ~すれ違い・・」ですよ。なんでこうなるの(泣)ベケットの嘘が許せないキャッスル。勝手にプンプン怒ってるキャッスルはなんかかわいかったですけど、そうじゃないんだって!これ以外にもほんとにいろいろキャッスルには言いたいことがあるのですが、とにかくもう一度ベケットに「愛してる。」って言ってあげて!と思いましたね。


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第20話 「ロンドン警視庁の男」。モーテルで女性の遺体が見つかり、その女性と知り合いだったというロンドン警視庁のハント警部補(ブレット・タッカー)が捜査に加わることになる。ハント警部補、イイ男でしたね~☆捜査が進むにつれ彼には何か裏があるんじゃないかと疑ってしまいましたが、ほんとにいい人でよかった!お約束の?タキシード姿で登場する場面も良かったですね。潜入計画を練るキャッスルたちも楽しそうだったし(ネットで見つけた鞄に入れる男?ちょっと見てみたかったです。笑)、このエピソードも『キャッスル』らしさ満載でした。


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第21話 「新たな相棒」。ベケットとの関係もうまくいっておらず小説の執筆も進まないキャッスルは、新たなネタ探しとしてスローター刑事(アダム・ボールドウィン)に同行することになる。しかし乱暴なスローターにキャッスルは振り回され・・・。みなさんお待ちかね、『CHUCK/チャック』のケイシー大佐の登場です!(笑)今となってはアダム・ボールドウィン=ケイシー大佐って感じですけど、ネイサンとアダムは映画 『セレニティー』のコンビですよね♪

さてアダム演じるスローター刑事、ギャング対策課でしたっけ?まあ乱暴で強引。ビクビクしてるキャッスルが可笑しくてしょうがないんだけど、このコンビ意外とイケる!と思いましたし、視聴者にもいい刺激になりましたよね。「楽しい!」そのひと言に尽きるエピソードでした♪しかしキャッスルが離れていくことを怒っているのはベケットだけではなく・・。みんなキャッスルがいないと寂しいんだな~と改めてこのチームの絆の固さを実感。キャッスルに頼みごとされて交換条件としていろいろおねだりするライアン(シーマス・デヴァー)&エスポジート(ジョン・ウエルタス)がかわいかったです☆


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第22話 「ゾンビ襲撃!」。咬まれた跡が残る男性の遺体が発見される。目撃者の証言から犯人はゾンビであることが判明するのだが・・。最終回を前にしてこのタイトル(笑)こちらも爆笑エピソードでした。キャッスルは今度こそ最後の事件にしようと現場に向かうのですが、これまででいちばんイキイキしてたような?「犯人はゾンビ!」でハイタッチのところ、ウケましたよね(笑)ほんとに面白かった!

まあ本物のゾンビなわけがないのですが、え?まさか本物?と一瞬信じてしまうような仕掛けがいろいろあって楽しかったです~♪ゾンビを信じるライアンもとにかくかわいくて。それとこのエピソードではパールマターさん(アリー・グロス)が久々に登場!キャッスルとの掛け合いも相変わらず面白いです。そしてすれ違いが続くキャッスルとベケット。お互い遠まわしにしか思いを伝えることが出来ず・・。でも最後の最後でベケットが少し素直になったのがよかったですね。「また明日。」そうこなくっちゃ!


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第23話(最終話) 「対峙」。退役軍人の射殺体が発見され調べを進めると、ベケット狙撃事件と同一犯であることが明らかになり・・・。ついに犯人逮捕のチャンスが巡ってきたベケット。彼女は犯人を追い詰めることができるのか。今までで最も後味の悪いシーズンフィナーレだったような。今シーズンは楽しいエピソードが多かったので余計にそう感じるのかもしれません。とにかくベケットの言動が腹立たしくて仕方がなかったです。ベケットのこと好きだけど、今回ばかりはほんとに腹の立つ女!と思いましたね。

キャッスルがモンゴメリー警部の友人と交わした約束がベケットとの仲を再びこじらせることになるのですが、キャッスルが目に涙を浮かべて自分の思いを伝えるシーンはとても心を打たれました。それとライアン、あれじゃライアンがかわいそすぎるよー(泣)エスポジートの態度にも少々ガッカリですが、みなそれぞれにベケットを心配しているんだと思うと何とも複雑な気持ちになりますよね。いまだに心が“ざわざわ”してます。「生きてる人、生きて愛してくれる人をもっと大事にして。」ベケットにはただそれだけを言いたい。

最後に。みなさんはこのシーズン4いかがでしたか?後味が悪かったとはいえ各エピソードの内容はよかったですし、冒頭でも書いたように「これぞ 『キャッスル』」といった感じで非常に満足のいくシーズンでした。私にとってはベストシーズン。大好きなライアンの小ネタもいろいろ楽しめましたしね!エスポジート派のほうが圧倒的に多いんだろうけど、私はこれからもケヴィン・ライアンを愛し続けます(笑)


※ライアン役のシーマス・デヴァーについて。各方面のデータベースに合わせて彼の名前をシーマス・デヴァーと表記しておりますが、正しくはシェイマス・デヴァーです。






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