2014年02月09日
『ロックアウト』
CIAエージェントのスノー(ガイ・ピアース)は国家機密を握る大佐を殺害した罪を着せられる。その頃、宇宙重犯罪刑務所(MS1)で暴動が発生。“静止”状態だった500人の囚人が目覚め、MS1を訪れていた大統領の娘エミリー(マギー・グレイス)らが人質となる。犯罪者としてMS1へ収監される予定だったスノーはエミリー救出の命令を受け、たったひとりでMS1へ向かうのだが・・・。
リュック・ベッソン製作の近未来SFアクション。その他の出演はヴィンセント・リーガン、ピーター・ストーメア、レニー・ジェームズ、ジョセフ・ギルガン、ティム・プレスターら。
ようやく観ることができました。私の好きそうな映画だなと思っておりましたが、まさに!期待通りの面白さで大満足です。お約束な展開がむしろ良く、安心して観れました。黄金の80年代のアメリカ映画を思い出させてくれるような、そんな映画ですよね。
囚人の暴走という話はよくあるにしても、物語の舞台が宇宙空間というのがなかなか面白い(それもよくある話?)。ワクワクするシーンもたくさんありますし、SFの魅力を最大限に活かしたアクション映画ではないでしょうか。ストーリーが単純でわかりやすいのもよかったですし、とにかくテンポが良く、観おわったあとはスッキリする映画です。こんなストレートなアクション映画、久しぶりに観たかも?
囚人のリーダーとなるのはアレックス(ヴィンセント・リーガン)。計り知れない怒りを抱きつつも人間味あふれる雰囲気を兼ね備えており、魅力的なキャラクターでした。ヴィンセント・リーガンは先日観た『ゴーストライダー2』ではまさかのチョイ役でビックリでしたが、今回はちゃんとお目にかかれてよかったです。あとジョセフ・ギルガン(アレックスの弟、ハイデル役)の怪演も見どころのひとつ。
ところでこの映画、女子必見!だと思います。なんでかって、ガイ・ピアース演じるスノーが“フツーにカッコいい”から。即!惚れましたわ(笑)ちょっとおしゃべりで乱暴だけど、あんな人が自分を助けに来てくれたら好きにならないわけがない!これほど“フツーにカッコいい”キャラもこれまた久々に見た気がします。女は時としてちょっと乱暴な男に惹かれるもんなんですよ。あくまで映画のなかの話ですけどね(笑)
お約束とは言いつつも、あの事件の黒幕だけは騙された!私は完全にもうひとりの方が黒幕だと思ってましたよ~。ま、これもお約束か。
(原題 『Lockout』 2012年 フランス)
シネマな生活 at 21:08│Comments(0)│映画 【ら】・【わ】
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