素敵なおじさま リード・ダイアモンド『エウロパ』

2014年06月02日

『メンフィス・ベル』


memphisbelle.jpg1943年5月、イギリスの米軍基地で活躍するB-17爆撃機 “メンフィス・ベル” はこれまで24回の任務に成功し、あと1回の任務を残すこととなった。故郷への帰還を前にし、“メンフィス・ベル” の乗組員10人はそれぞれの思いを胸に最後の任務に就くのだった。

第二次世界大戦中の若き兵士たちの友情を描いた物語。出演はマシュー・モディーンエリック・ストルツテイト・ドノヴァンハリー・コニック・Jrショーン・アスティンデヴィッド・ストラザーンジョン・リスゴーら。

みなさん一度は観たことのある?映画、『メンフィス・ベル』。もう24年も前の映画ですよ。懐かしいですね。当時は戦争映画というより青春映画という印象を強く持った記憶がありますが、いまは半々ぐらいの印象かな。いずれにせよ、これからも心に残る映画であり続けることは間違いないです。




無傷を誇る “メンフィス・ベル” の最後の任務は、ドイツの工場への爆撃。難しい任務であることはみな承知で、乗組員たちは不安を感じずにはいられません。彼らの最後の任務は果たして成功するのか。

メインのフライトシーン。戦闘シーンはそれなりに迫力ありますし、それだけでなく、爆撃機のなかで繰り広げられるドラマが実に印象的です。乗組員たちの会話や行動、そして友情が巧みに描かれていて面白いですし、これこそがこの作品の最大の見どころではないでしょうか。乗組員たちの友情に感動し、みな無事に帰還してほしい、そう願わずにはいられませんでしたよね。

好きな映画のひとつとはいえ、長い間観ることのなかった『メンフィス・ベル』。改めて観ようと思ったのは、いま大ハマり中の俳優、リード・ダイアモンドが出演していると知ったから。リードさんについてはキャストのなかでは比較的若い方だったという記憶しかなかったのですが、(もちろんキャストのなかでは若い方ですし)いちばん年下の役をやってたんですね。あだ名が “ヴァージン” のヴァージというキャラクターです。みなさん思い出しましたか?

キャラクターとキャストについてちょっとおさらい。マシュー・モディーンテイト・ドノヴァンD・B・スウィーニービリー・ゼインの4人が仕官役で、残りの6人が下士官役でした。何しろ美男子揃い!エリック・ストルツ演じるダニーは優しくてさわやかでキラキラ☆してるし、真面目で冷静でちょっと扱いにくい、でもだからこそラストシーンがより印象的な隊長デニス(マシュー・モディーン)もとても素敵でしたよね。他のキャラクターもみなそれぞれに印象的でした。

先日も書いたようにこのメンバーのなかでは私はD・B・スウィーニーが大のお気に入りでした。キャラ的にも好きでしたし(彼は死ぬのが怖くて仕方がないフィルを演じています)、いちばん好みですよ。いま改めて見ても、やっぱりスウィーニーさんがいちばんカッコいいなと思います!

今回はリード・ダイアモンド演じる最年少キャラ、ヴァージを中心に鑑賞しましたが、とにかくかわいいです♪ しかもフライトシーンではあらゆるところで活躍してるし!そしてコックピットで機長(マシュー・モディーン)と副操縦士(テイト・ドノヴァン)の間から、事あるごとに “ちょこんと” 顔を出すヴァージが最高にキュート☆

(原題 『Memphis Belle』 1990年)




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素敵なおじさま リード・ダイアモンド『エウロパ』

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