『ラヴレース』My ブーム : ニコライ・クレーヴェ・ブロック

2014年10月04日

『ラグナロク オーディン神話伝説』


ragnarok_1.jpgバイキングを研究する考古学者のシーグル(ポール・スヴェーレ・ハーゲン)は、バイキングの船から「ラグナロク(終末の日)」と書かれたルーン文字を発見する。しかしシーグルはそれ以上の成果を得られず、研究を打ち切られてしまう。

そんなとき、相棒のアラン(ニコライ・クレーヴェ・ブロック)がある石を持ってシーグルの家を訪れる。石に刻まれた文字を解読するとそこにはある場所が記されていた。バイキングの遺跡を見つけるため、シーグルは子供たちやアランと共にノルウェー最北の湖へと向かうのだが・・・。

北欧神話をもとにしたノルウェー産アドベンチャー。妻を亡くし、男手ひとつで子供たちを育てながら研究を続けているシーグル。彼は夏休みの子供たちを自分の冒険に巻き込みます。果たしてシーグルはラグナロクの謎を解き明かすことができるのか。




前半はわりと淡々とした印象ですが後半はハラハラドキドキの連続。とはいえアメリカのアドベンチャーものに比べたら結構おとなしめです。でもそこがむしろいい感じ。展開もものすごく無難ですが(というかどっかで観たことある展開だし! 笑)、北欧の雰囲気や絶景も含めて楽しめました♪ まあ絶景はほとんどがCGでしょうけど。

主人公シーグルも随分おとなしめのキャラクターだなと感じましたが、決して強すぎない等身大の父親像というのもいいですよね。彼の二人の子供はというと、姉は今どきの女の子で難しい年頃。一方弟は幼いながらもそんな父と姉のギクシャクした関係を気にかけています。この弟くんがシーグルを励ますために言うセリフの面白いこと!子供たちは二人ともほんとにかわいかったですよ~。

ragnarok_2.jpgragnarok_3.jpg


現地でシーグルたちと合流する女性エリザベス(エリザベート)を演じているのは『THE BRIDGE/ブリッジ』 の “サーガたん” ことソフィア・ヘリン。当たり前ですが “サーガたん” とはまったく雰囲気が違うので、最初わからなかったです。サーガたんと似てるなと思ってたら本人だったという・・。この作品では彼女が演じるエリザベスがいちばん男らしかったような(笑)いずれにしてもやっぱりこの方、おキレイです☆

そして長年シーグルの研究に協力してきたアラン。彼のこととても気に入りました!雨の中シーグルの家を訪れる登場シーン。私は濡れた髪の男の人に弱いですからね、もうそこでノックアウトされましたよ(演じるニコライ・クレーヴェ・ブロックは主演俳優よりイイ男かも!?)。アランはとにかく笑顔が素敵だし、キャラクター性や存在感はもちろんのこと、髪型や髪の色まで、私にとっては完璧でした♪

(英題 『Ragnarok』 2013年 ノルウェー)




rogue at 23:22│映画 【ら】・【わ】 

この記事へのコメント

1. Posted by おむすび   2014年10月13日 18:25
こんばんは。
台風が刻々と近づいてきて心配ですが、連休は映画と海外ドラマ三昧で過ごして部屋の中だけは平和でしたw
北欧映画は作りが丁寧で変に狙った感じがあまりないので、ここ数年好きな映画の国です。
今回の映画も冒険アドベンチャーという感じでおもしろそうですね。
ぜひ探して観ようと思います。
「ザ・ブリッジ」も見る予定のドラマ。
映画でも活躍しているようなのでそこも楽しみにしようと思います。
2. Posted by rogue   2014年10月14日 09:33
おむすびさん! おはよーございます♪
二週連続の台風、参りました。
おむすびさんのところは大丈夫でしたか?
こちらは幸い大きな被害もなく、ひと安心といったところです。
でも台風が去ってからまたさらに寒くなりました(>_<)
おむすびさんもご自愛くださいませ。
「北欧映画は狙った感じがない」というの、わかります!
そんなにたくさん観ているわけではないですが、
アメリカ映画に飽き飽きな分、面白いなと感じます。
この映画は思ってた感じと違うなというところもありましたが、
結末もアメリカ映画にはない感じで妙に納得しました。
ソフィア・ヘリンはほんとに素敵でしたよー♪
この映画と『ブリッジ』の彼女をぜひ見比べてみて下さい!
『ラヴレース』My ブーム : ニコライ・クレーヴェ・ブロック

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