『プロジェクト・アルマナック』気になる英国俳優 ジェームズ・ノートン

2015年06月05日

『ノース・ウォリアーズ 魔境の戦い』


northmen_1.jpg国を追われたあげく船が難破し、スコットランドに辿り着いたヴァイキングのアスビョルン(トム・ホッパー)たち。彼らは植民地へ行くためそこで敵が置き去りにした女性を人質にとる。しかし彼女がダンケイド王の娘、インゲン姫(チャーリー・マーフィ)だったことから、アスビョルンたちは王の傭兵に追われることになる。

ヴァイキングの逃亡劇を描いたアクションアドベンチャー。その他の出演はケン・デュケンライアン・クワンテンジェームズ・ノートンレオ・グレゴリーエド・スクライン(傭兵ヨール)、アナトール・トーブマン(ヨールの兄)ら。

アスビョルンたちは金を手に入れるため姫を人質にとり、一方で傭兵は王に内緒で姫を殺害しようと考えます。絶体絶命の彼らはスコットランドを脱出し、ヴァイキングの植民地へ逃げ切ることができるのか。




前から気になっていた映画ということと、「ヴァイキングもの」はやっぱりチェックしておきたい!ということでの鑑賞です。はじめはTV映画みたいなチープな雰囲気だなと思いながら観てましたが、それははじめだけ。ストーリーもちょっと思ってた感じと違ったけど、手に汗握る展開で面白かった~。


northmen_2.jpg


ヴァイキングはスコットランドの傭兵と戦いながら植民地を目指すのですが、戦闘シーンは(COOLというほどでもないですが)どれもカッコいいです。冒頭の戦闘シーンは特にスピード感があっていいですし、ヴァイキングが追っ手をかわすところはどれもワクワクします。ラストはアレが予想外だっただけに、なおさら「よっしゃー!」って気持ちになりましたよ。

キャラクターも思った以上に気に入りました。インゲン姫の予言者的な設定は正直いらないと思いましたが、ヴァイキングを助ける修道士(ライアン・クワンテン)は激強でオオッ!となりますし(でもほんとはビョルン(ジェームズ・ノートン)の傷を治してくれる方に期待したんだけど・・)、ヴァイキングもみなキャラが立ってて魅力的です。

まずアスビョルンはルックスがいいのと腕の筋肉が見事でしょ、それとヨルンド(レオ・グレゴリー)は鬱陶しいんだけど強いのがよかったですね。いちばんのお気に入りは弓使いのトラルド(ケン・デュケン)。やはり彼がずば抜けてカッコよかったと思います。ヨルンドがアスビョルンの喉にナイフを突き立てるのと同時にトラルドがヨルンドに向けて弓を構えるのが最高にCOOLだった!

(原題 『Northmen - A Viking Saga』 2014年 スイス・ドイツ・南アフリカ共和国)




この記事へのコメント

1. Posted by おむすび   2015年06月09日 23:35
こんばんは。
昔のヴァイキング物は巨体のヒゲ面おじさんらが殴りあうイメージでしたが、最近のはみんなかっこいいですね。
今回の映画はまだ観ていませんが、戦闘シーンも見せ方に工夫があるようで、楽しめそうです。
レンタル屋さんで探してみようと思います。
2. Posted by rogue   2015年06月10日 21:18
おむすびさん! こんばんは♪
海外でも評価が真っ二つに分かれていますし、
ヴァイキングがひたすら逃げる映画って・・・
という感じですが、私は気に入りました!
「脱出映画」としてもすごく楽しめましたよ。
最近のヴァイキングものはみんなカッコいいですよね!
主人公が若くてカッコよかったり、
作品自体もスタイリッシュなものが多い気がします。
おじさんと言えば・・本作品のヴァイキングのなかに
グナーというおじさんがいるのですが、何かとすごいですよ。
この人がいちばんヴァイキングらしかったと思います!
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