『ヘヴィメタル・クロニクル』 シーズン1 感想『ヘヴィメタル・クロニクル』 シーズン2 感想 その②

2015年07月04日

『ヘヴィメタル・クロニクル』 シーズン2 感想 その①


mhchronicles_1.jpgスコット・アドキンス祭り」第4弾の続き。

コミックが原作のTVシリーズ、『ヘヴィメタル・クロニクル』。パンチは弱いけどどれもオチが面白いのがシーズン1だとすれば、オチが面白いのに加えてストーリーも印象的なのがこのシーズン2。シーズン2のほうが圧倒的に出来が良いので、私は気に入ってます♪


まず【スペース・アドベンチャー篇】。戦争で荒廃した世界を救う救世主を描いた物語 「ゴーレムの覚醒」(原題 「The Endomorphe」 S2,Ep2)は、シーズン1同様、マイケル・ジェイ・ホワイトダーレン・シャラヴィのアクションが楽しめるエピソードです。アクションシーンがとてもいいのと、「うわ!騙された!」となる結末がすごくいい感じ。でも最後の映像はちょっと笑っちゃいました。




そしてスコット・アドキンス主演のエピソードが「スペース・トレジャー」(原題 「Second Chance」 S2,Ep4)。宇宙が舞台のお話です。賭けに負けたギャンブラーのジョー・マダ(スコット・アドキンス)は船を盗み、逃げることに成功するのですが・・。スコットさん、このエピソードではアクションが一切ありません。でもそれが逆に新鮮というか、アクションがなくてもスコットさんはカッコいいのです!しかしこのエピソード、少々オチが弱いようで・・。

次のエピソード、「コンドルの誓い」(原題 「Loyal Khondor」 S2,Ep3)は私が最も気に入ってるエピソードです。下の写真でスコットさんに銃を向けているキャラクターがコンドル。ジョーがカジノに入店するときぶつかってしまう相手で、そのコンドルが今回の主役というわけなんですね。

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「スペース・トレジャー」とストーリーがシンクロしていて面白いですし、コンドルがジョー・マダに言うセリフの意味もなるほど!ですよ~。このエピソードを観れば「スペース・トレジャー」のオチもまあまあ納得できます(笑)

さてこの「コンドルの誓い」は、コンドルが重い病に冒された姫君のために、延命の方法を知る錬金術師のホルガース(ジョン・リス=デイヴィス)という男を捜しに行くお話です。ホルガースが宇宙のどこにいようとも必ず捜し出すというコンドル。そして彼はようやくホルガースのもとへと辿り着くのですが、ホルガースの口から語られた驚くべきこととは?

コンドルの“選択”にやりきれなさを感じ、コンドル様ーーっ!そんなーーっ(泣)ってなります。まさに“命懸け”で姫君を守ったコンドル、最高にカッコよかったです。映画を一本作れそうな内容だったな。

ところでこのコンドル様、スタイルも抜群ですし、いったいどんな俳優さんが演じているのだろうと気になって調べてみました。カール・E・ランドラーKarl E. Landler)というフランスの俳優さんだそうです。スタントもやる方のようですが、やっぱり!って感じ。だってエレベーターのアクションシーンがほんとにカッコよかったんですもの!けっこうなイケメンですし、ますますコンドル様を好きになりました♪

シーズン2の感想の続きはまた次回に・・。

(原題 『Metal Hurlant Chronicles』 2012-2014 フランス/ベルギー)




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