ハッピー・ハロウィーン!好きな俳優 南米代表 クリストバル・タピア・モント

2015年11月13日

『PRESSURE/プレッシャー』


pressure_1.jpgソマリア沖の海底パイプラインが破損したことにより、嵐が近づくなかダイバーたちはパイプラインの修理作業を行うことになる。4人のダイバーはさっそく潜水ポッドで海底へと向かい、順調に修理作業を終えるのだが・・・。

海底に取り残された4人の男たちを描いた日本劇場未公開の海洋スリラー。ダイバーを演じるのはダニー・ヒューストン(エンゲル役)、マシュー・グード(ミッチェル役)、ジョー・コール(ジョーンズ役)、アラン・マッケンナ(ハースト役)の4人。登場人物はほぼこの4人です。

修理作業を終え潜水ポッドで浮上しようとするも突然の落下。なんと嵐で母船が沈没してしまったのです。すぐに救助がくるかどうかもわからず、かと言って減圧せずに急浮上すれば間違いなく死に至るという状況。4人は果たして助かるのか。




緊張感溢れるシチュエーションスリラーで、さまざまなプレッシャーとの戦い、そして彼らがそのプレッシャーに押しつぶされていく様子は見ごたえがあります。4人の演技がみな素晴らしく、キャラクターや彼らのやりとりが実に生々しい。こういう映画、好きですわ。

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観ているこっちが息苦しくなるような臨場感や、深海らしい?映像美もあったりで最後まで飽きることなく観れます。あのクラゲの映像もよかったけど、印象的なのはジョーンズ(ジョー・コール)が見る悪夢。悪夢ですから怖いんですよ、怖いんですけど、いちばん映像的に美しさを感じるシーンでした。

この新人ジョーンズくん。チャラい若者かと思ってましたが、繊細ですごくよかった。ジョー・コールの演技は他の3人に負けてないと思います!またダニー・ヒューストン演じるエンゲルも私は好き。辛い過去のせいで絶望の淵に立たされているエンゲル。それでも冷静な部分が彼にはちゃんとあって、カッコよかったです。ダニー・ヒューストンの演技には奥深さがありますね。

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そしてお目当てのマシュー・グード。彼が演じるミッチェルはこのチームのリーダーです。あたふたしたり、現実を見ようとしないところもあったりで、決してカッコよくはないです。でもそれが新鮮で私は大満足です。浮世離れした印象もあるマシューですが? 今回のようなマシューを見ると、「彼は現実に存在している」と実感することができますよね。 ←なんか言いたいことがうまく表現できてない(笑)

(原題 『Pressure』 2015年 イギリス)




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ハッピー・ハロウィーン!好きな俳優 南米代表 クリストバル・タピア・モント

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