『サンタのリトル・ヘルパー』2015年を振り返る 【海外ドラマ編】

2015年12月13日

『恋するブロンド・キャスター』


wos_1.jpgロスの地方局のキャスターを務めるメーガン(エリザベス・バンクス)はネットワーク局のアンカー採用試験に落ち、婚約者にもフラれてしまう。そんなどん底状態の彼女は友人とバーへ出かけ、そこの素敵なバーデンダー、ゴードン(ジェームズ・マースデン)と一夜を共にする。その夜、再びネットワーク局への移籍のチャンスが巡ってきたことを知ったメーガンは慌てて彼の家を飛び出すものの、車がレッカーされてしまい・・・。


大手テレビ局への移籍を目指す女性キャスターの人生最悪の日をユーモラスに描いたコメディ。その他の出演はジリアン・ジェイコブスサラ・ライト・オルセンイーサン・サプリービル・バーウィリー・ガーソンら。

鞄は車にのせたまま、携帯電話もゴードンの家に置きっぱなしの状態で閉め出されたメーガン。もちろんお金も持っていない彼女はとにかく車の保管場所へ向かおうとするのですが、次から次へと災難に見舞われるというストーリー。




最初はどこまでこの話を引っ張るんだろうと思ってましたが、結局ずっとその話だったという感じ。ロマンチック・コメディではなく完全な「コメディ映画」なんですね、これ。だから思ってたのと全然違う!という感じでしたが、大いに笑わせてもらいました。エリザベス・バンクス最高!

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セクシーな黄色の服を着てちょっと夜遊びしただけのメーガンが売春婦や強盗に間違われ、大騒動に。売人の抗争に巻き込まれたり、ある時は一般市民や子どもにまでコケにされたりという状況が可笑しくて仕方がないです。ずっと笑いっぱなしでした。“スキャンダル”になるか“ネタ”になるかそのギリギリの感じがすごく良いのと、ただ笑わせるだけでなく、伏線がちゃんと回収されていたのもよかったですね。

警官にも目をつけられてしまったメーガンは無事車を取り戻し、大事な面接を兼ねた生放送に間に合うことができるのか!?悲惨な状況から大切なことを学び、正直な気持ちを語るメーガンはこれまで以上に素敵でした。“期待通りの”結末にも大満足です。

ジェームズ・マースデンはさほど出番は多くはないものの、ほんとにさわやかで素敵でした。いつもここぞというタイミングで現れるゴードンはまさに王子様ですね~♪ それと売人三人組もほんと面白かったけど、イーサン・サプリービル・バーによる警官コンビも楽しかったな。イーサン・サプリー、やっぱり面白い!

(原題 『Walk of Shame』 2014年)




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