『恋するブロンド・キャスター』『ネバー・サレンダー 肉弾烈戦』

2015年12月20日

2015年を振り返る 【海外ドラマ編】


ここ数年は海外ドラマを観ることにちょっと疲れを感じるようになって、「海外ドラマ熱」も年々下降気味(← ここ何年か、毎年言ってるような?)。それでも好きな女優 レイチェル・ニコルズが主演するSFドラマ 『コンティニアム CPS特捜班』や、いま最もHOTな英国俳優 ジェームズ・ノートンが主演を務めるイギリスの人気ドラマ 『グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース』が待望の日本上陸を果たし、それなりに盛り上がった2015年。


mhchronicles_1.jpgそんななかで私が今年最も気に入ったドラマは、フランスのコミックが原作のSFシリーズ 『ヘヴィメタル・クロニクル』(原題 『Metal Hurlant Chronicles』)でした。本作品はさまざまなジャンルのエピソードで構成される、2シーズン 全12話のTVシリーズです。







ちょっとしたところで話が繋がっていたり、同じキャラクターが複数のエピソードに登場したりと、ストーリー以外のところもいろいろ楽しめるこの 『ヘヴィメタル・クロニクル』。どのエピソードも面白かったですが、お気に入りのエピソード トップ3は以下のとおり。

第1位. 「コンドルの誓い」(原題 「Loyal Khondor」 S2,Ep3)

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重い病に冒された姫君のために、コンドル(カール・E・ランドラー)が延命の方法を知る錬金術師を捜しにいくお話。20分ちょっという時間におさめるのがもったいないくらい面白いストーリーでした。映画を一本作れそうな内容ですよ。それに何よりコンドル様が超カッコよかった!


第2位. 「核シェルターのふたり」(原題 「Shelter Me」 S1,Ep2)

若い女性ジェニファー(ミシェル・ライアン)が、彼女の父親と口論が絶えなかった隣人の男と核シェルターで二人きりの生活を送るハメになるお話。考えれば考えるほど気が滅入るというか、どう転んでもイヤな結末になることは目に見えてるんだけど、それが逆によかったです。


第3位. 「神の手」(原題 「Whiskey in the Jar」 S2,Ep1)

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マイケル・ビーンが出演する、西部の小さな町を舞台にしたウエスタン・エピソード。死に至るような傷でも治してしまう“神の手”を持つ医師のせいで治安が悪化した町を、保安官はどのように立て直したのか。けっこうホラーな結末だったけど、なるほど!でした。

※ その他のエピソードも含めた詳しい感想は、下 ↓ の「ヘヴィメタル・クロニクル」のタグからお入りください。

そして海外ドラマ熱も下がる一方と言いつつも、来年もやはり楽しみなドラマはあります。まずは待望の 『コンティニアム CPS特捜班』 シーズン2が2016年1月15日よりAXNで放送開始。また放送日はわかりませんがウェス・ベントリーがレギュラー出演する 『アメリカン・ホラー・ストーリー』 シーズン5も待ちきれません。この2つを観れたらもう十分満足ですが、来年こそはNetflixも楽しみたい!




rogue at 21:30│特集 

この記事へのコメント

1. Posted by おむらいす   2015年12月24日 23:26
こんばんは。
今年は海外ドラマは8シリーズほど見ました。
去年からの継続シリーズもありますが、今年初のドラマではコンティニアムが一番のお気に入りです。
紹介してくれて感謝しています。
ヘヴィメタル・クロニクルもそろそろ旧作になるので、年明けたら楽しもうと思います。
2. Posted by rogue   2015年12月25日 16:23
おむらいすさん! メリークリスマス♪
今年は8シリーズもご覧になったんですか?
私はたぶんそれより少ないと思います。
もっと観たいな~と思いつつ、気分がついていかない!(笑)
『コンティニアム』は今年ようやく日本に上陸し、
期待以上のおもしろさで私も大満足です。
未来のサドラーが何を考えているのかも気になりますし、
シーズン2以降も目が離せませんね~♪
『ヘヴィメタル・クロニクル』はぜひご覧になってくださいね。
お気に入りのエピソードがきっと見つかると思います!
『恋するブロンド・キャスター』『ネバー・サレンダー 肉弾烈戦』

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