『ダークサイド・セオリー』

2023年06月28日

『アンノウン 行方知れず』


インターネットを得意とするジェシカ(ステイシー・オリスターノ)は同窓会をきっかけに、同級生のカレン(ステファニー・オノレ)とSNSでやりとりするようになる。それから一年後、カレンとの再会を楽しみしていたジェシカは彼女の投稿に不審な点があることに気づき、彼女の家を訪れる。ジェシカは、カレンが夫のポール(グリフ・ファースト)に殺害されたのではないかと疑いはじめる。

勝手な探偵ごっこで独自に調査するジェシカ。これはジェシカの思い込みか、あるいは本当に事件なのか。


普通そこまで考えるかな?というくらい、ジェシカがカレンの投稿を不審に思うのがすごいなと感じました。一年間やりとりをし、カレンの様子が少しおかしいと感じる部分があったとはいえ、よく見てますよね。(私なら「へぇ~」で済ませそう。)

いつもインターネットばかりしているジェシカですが、意外にも行動力があります。少々、いやかなりお節介で大胆ですが、なかなか勇気のいることだと思います。だってジェシカが行動を起こさなければ、うやむやになってたわけですから。ジェシカの親友シンシアはそんな暴走気味の?彼女に怒りながらも、ここぞというときに活躍してくれます。

高校時代ジェシカに好意を抱いていたジョシュ(スティーヴン・コレッティ)やポールの元カノ、レベッカ(ヒルティ・ボーウェン)、そして一学年下のダイアナ(ブレア・グラント)など、登場する同窓生がみんな怪しい。カレンは本当に殺されてしまったのか。だとしたらいったい誰が?

この映画のテーマは「執念」。真相を探るジェシカの執念もなかなかのものですが、やっぱりあの人の執念がすごい。

(原題 『Status: Unknown』 2014年 TV映画)


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『ダークサイド・セオリー』

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